その十三
 この世界のこと2
 この世界、宇宙、時空間のことについて、最近、驚くようなできごとが解ってきてるらしい。世界は、150億年ぐらい前に生まれたようで、その後、100億年ぐらいして太陽系が、地球が、星間の元の物質と100億年掛けて作られた物質により出来て、その後、50億年ぐらい経って、今があるようです。太陽はまだ50億年ぐらい持つようですが、後、5億年か10億年ぐらい経つと膨れて大きくなるので、その時は地球も大変です。

 それでこの世界はどうなるのかって、それは、この宇宙にある、ダークマタ−とダークエネルギーに掛かってているそうです。少し前までは、膨張している宇宙は、このまま膨らんで行くのか、やがて、止まり、収縮するのか良く解らなかったようですが、最近驚くことが解ってきたというのです。

 宇宙が出来て50億年経ったころの所(今見ることができる一番遠い星の世界は、光が届くのに百何十億年も掛かるところなので)での膨張の速度が加速しているのです。
 そのまま加速しているのなら、やがて、遠い将来、銀河どうしは離れてゆき、星々も離れてゆき、見えなくなって、最後には冷えた、輝きの無い世界になるそうです。

 もっとも、それは今から何千億年したらの時のことです。その時、神様がいれば、何をしてるのでしょうか。無から新しい世界の卵を取り出しているのでしょうか、それともまた同じこの世界の卵を取り出そうと考えるのでしょうか。
                                    7月31日

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