10) 半年
 この半年は、早く過ぎました。 以前のように、仕事中心の生活に戻ったからか、時間の過ぎる感覚は元の状態になりました。

 仕事をしていても精神的には、単身生活ではないこと、責任範囲が少なくなったこと(これは自分の今の立場を表していて残念でもある)から、非常に安定というか落ち着いて過ごせるので血圧には良い状況です。

 3月から、さいたま新都心の職場に復帰して1ヶ月、家の近くの職場に移動して6ヶ月経った今は、丁度、発病後、1年半後です。

 身体の状態は、良くも悪くもならずと言って良いのか、余り変化はありません。

 身体には家にいるより、職場で仕事をしながら自然と体を動かしているほうが合っていて、仕事がリハビリにもなっているようです。

 職場での仕事は、昔やった事があるが新しいやり方になっただけなので1度やれば理解でき、後は如何に段取り良くやって自分の時間を作るかという状況で、案外楽に出来きています。

 仕事は夕方の6時ぐらいまでするようになりましたが、暗くなると足元が見えず危ないし、身体も疲れてくるのでなるべく早く帰るようにはしています。

 家では、パソコンの前に座っている時間が多くなってきました。椅子に座っていなければ、後は横になってしまうので、横になると身体が鈍り良くないので出来るだけ椅子に座るようにしています。

 でも、退院してから3月までに家では2度転び、仕事をするようになってからも家出1度、職場で3度と6回も転んでいます。
 何れも室内で、尻から落ちたのがほとんどなので大事には至りませんでした。
 やはり、体の一部に麻痺があると身体は非常に不安定で、転倒の危険は常にあるので、気を抜かずいつも足元に注意しなければと思います。

 半年経って、暮らしに制約は有りますが、出来る事を楽しんでといったような、生活の仕方、気持ちになってきたこの頃です。

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