12) 3年
○喜び

 3月を越すと、1年を過ごせたと思うのです。

 そして、この3月が過ぎて、3年が過ぎたのでした。

 時間は、止まってはいませんでした。

 子供たちは、みんな、社会人となりました。

 この3年で、少し大人に、そして、少し強くなりました。

 悪い事ばかりではありませんでした。

 家族と過ごす時間が持てたこと。

 子供が巣立つ時、一緒に居られたこと。

 これは私にとって大きな喜びでした。


○もし

 暗い道、凸凹の道、強い風の日は慎重に歩いてます。

 雪が降ったら、もう外は歩きません。

 「もし」と思うことは、少なくなりました。

 1週間ぐらい前に酔っ払って転ばなかったら。

 単身赴任の3年間、お酒を飲みすぎなかったら。

 痩せなさいと言われて、痩せられていたら。

 「もし」もの世界があるのなら、雪が降っても、外を歩いてます。


○足と手

 入院して車椅子でしか動けず、歩けるようになるか配した左足は、麻痺は治らず、感覚も戻りませんが、外は杖を着いて、家では杖無しで歩いています。

 もっと、良くなるかと思っていた左手は、棒を、タオルを、ハンドルを握るだけです。


 全てに感謝。


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