平成28年度自動ブレーキ試験

予防安全総合評価

 2016年度から、AEBS(対歩行者:昼間)の評価試験が追加され、2015年度までの評価項目で満点(46点)を獲得した車種が多いことを踏まえて、次の閾値とされました。
 ASV+  =12点を超えるもの
 ASV++=46点を超えるもの
 
 これにより、ASV++(予防安全性能評価 : 自動ブレーキ等(被害軽減ブレーキ、車線はみ出し警報、後方視界情報)の先進安全車としての評価を得るためには、従来の満点(スバル EyeSight レベルで有意)に加えて、対歩行者安全性試験でも点数を獲得する機能・性能が必要となる内容になりました。

              各評価点(満点)
  @被害軽減ブレーキ(AEBS)対歩行者:昼間 25点 { 平成28年度〜
  A後方視界情報                 6点  平成27年度〜
  B被害軽減ブレーキ(AEBS)対車両     32点  平成26年度〜
  C車線はみ出し警報(LDWS)         8点  平成26年度〜 }
                      合計 71点




@ 被害軽減ブレーキ(対歩行者:昼間)性能試験〔略記〕

 CPN試験 : 図4(a)のように歩行者(人形)が自動車の前方を5km/hで横断する
       時、停止する等の評価試験。 自動車の試験速度は、10〜60km/hを、
       5km/h刻みで実施。

 CPNO試験 : 図4(b)のようにCPN試験と同様に行うが、横断する歩行者手前に、
        遮蔽用車両を置いて実施。

  

A 後方視界情報(提供装置)性能試験〔略記〕

 この性能試験は、自動車後方の状況を自動車のドライバに映像として提示する機能の試験であり、所謂、バックビューモニターの視認の試験であって、自動車が対象物に近づく、或いは対象物が自動車に近づいて来るとブザー等の警報が鳴るなどの機能までは試験の対象としていない。

 

C 車線はみ出し警報(車線逸脱警報装置)性能試験方法〔略記〕

 このはみ出し警報試験は、時速60km/h以上の時、自動車が車線を逸脱する危険がある若しくは逸脱したことを、聴覚、視覚等による警報方法によって運転者に知らせる装置の試験。

  

 当ページに掲載した資料は、次の国土交通省のHP掲載資料を加工したものであり、記載内容もそれらの資料を基にしたものですが、全てそれらは、当ホームページ作成者本人の責任によるものであることをお断り致します。

国土交通省
自動車総合安全情報 www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/index.html
                                 

戻る
inserted by FC2 system